(昨年は3回開催)2022初!石川直樹さんトークイベントのお知らせ
毎年のように海外に出掛け、6,000mを超える山に挑んできた石川直樹。コロナ禍でそれもままならなくなり、目を向けた先は自身の出生地・渋谷。
2020年4月、緊急事態宣言が発令される中、渋谷でネズミ大量発生のニュースを耳にした石川さん。1匹のネズミの死体がパンデミックの始まりを知らせたカミュの名作『ペスト』に着想を得て、渋谷の街とネズミの撮影を始めました。

COVID 19、緊急事態宣言、東京オリンピック、再開発…
タピオカドリンクをストローで飲むネズミ、ストロングゼロで千鳥足になるネズミ、ネズミを殺すハト、路上飲みで倒れた人々など、パンデミック・東京五輪下の渋谷の、「ありありとした事実」を、カメラと視点を変えながら重層的に捉えた記録!
2020〜2021年にかけて、非日常の路上を舞台に パンデミック下を生きる人々と跳梁するネズミたちを、這って追って捉えた異色の写真集『STREETS ARE MINE』。

これまでのヒマラヤや半島等とは全く異質なお話となるのか、それともやはりこれまでとつながりがあるのか、興味は尽きません。乞うご期待!
会場 スタンダードブックストア2Fギャラリー
日時 2022年2月26日(土)13:00ー14:30
出演 石川直樹
参加費 ¥1,650
*ドリンクはついておりません。ご希望の方は開演前に各自1Fでお求めください。
*定員になり次第締め切ります。
ご予約 以下記載の3つの方法のいずれか
1.ご来店(スタンダードブックストア2Fレジカウンターへお越しください)
2.お電話 06-6796-8933
3.メール メール本文に【予約イベント名】【お名前】【電話番号】【人数】を入力して、info@standardbookstore.com
へお送り下さい。
4.通販 スタンダードブックストアBASEサイトでお求めください。(手数料含み¥1,850)
1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞、2011年『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)、『極北へ』(毎日新聞出版)、『地上に星座をつくる』(新潮社)、『シェルパの友だちに会いに行く』(青土社)、『奧能登半島』(青土社)、『STREETS ARE MINE』(大和書房)、『シェルパのポルパ』(岩波書店)ほか