
『この本はやめた方がいいよ、売れば売るほど赤字になるから』
オークラ出版さんはそう言われたそうです。声の主は著者五味太郎さん。
この本は1988年にリブロポートから刊行され絶版になっていたもの。いくつもの出版社が復刊にチャレンジしたがそのたびに断念。というのも楽譜が付いていたから。楽譜があるとJASRACに著作権料として定価の数十パーセントも支払わなければならず、おそらく刊行当時も全く儲かっていないはず。リブロポートも印刷する直前になって著作権料のことに気づいたが、構成が全て終わっていたので今さら変更するわけにもいかず、そのままで突っ走ったそうだ。セゾングループだからこそできたのでしょうね。
今回オークラ出版さんは思い切って楽譜部分を割愛して再構成することにより著作権料を大幅に圧縮して発売が可能になりました。30年以上の時を経て刊行された『JAZZ SONG BOOK』サイン本いかがですか?プレゼントにも最適です。
2Fギャラリーで開催中の『JAZZ SONG BOOK』と『6Bの鉛筆で書く』2冊合同 五味太郎展 もいよいよ明日まで。お見逃しなく!!
通販はこちら↓ 【サイン本】JAZZ SONG BOOK|五味太郎
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