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【EVENT】2/17(金)19:30 地元から、世界を創り直せ!「みんなでつくる中国山地」をみんなで語る Vol.2

「過疎は終わった!」と高らかな宣言とともに発刊された年刊誌『みんなでつくる中国山地』。昨年の夏にアツいトークを繰り広げましたが、今回は新刊発売にあわせてトークも第2弾。発起人の田中輝美さんとデザイナーの安田よーこさんが中国山地からやってきます。「ここで、食っていけるの?」と刺激的な内容のVol.3の話を中心に、生き方、暮らし方、稼ぎ方、世界の創り方を語り合いましょう。この大阪で中国山地から現世のサバイブ術を学ぶのだ〜。

お相手は「隙ある風景」でおなじみケイタタこと、日下慶太さん。大阪在住ながら、山陰広告賞の審査委員長を務め、2020年の山陰広告賞のグランプリに「みんなでつくる中国山地」を選んだのがご縁で語っていただきます。あっ、ついでにスタンダードブックストア中川和彦も。 


『みんなでつくる中国山地』とは

2019年、過疎という言葉が生まれた島根県在住の5人が発起人となって 「中国山地編集舎」を立ち上げました。戦後の日本は高度成長を経て経済的に豊かになりましたが、一方で、都市の過密(人口集中)と地方の過疎という2つを抱えた、歪んだ社会になったようにも感じています。

今、経済的な利益を最上位に追求する社会から、持続可能な社会へとシフトをするときではないでしょうか。資源を循環させながら、地域やコミュニティを育み、互いに動け合えるような社会を目指すー。これからの社会を構想する上で、中国山地は、過疎に悩まされる後進地域ではなく、時代の最先端にあると感じています。人口減少のなかでも小規模な地域が分散しながらゆるやかにネットワークを構築しています。生産と消費を地域内で循環させる未来の社会を構築するとき、中国山地はその舞台としてふさわしい地域です。

私たちは年刊誌『みんなでつくる中国山地』を100年間毎年、発行することを掲げています。「地元から、世界を創り直す!」。この創刊号のキャッチコピーを大切に、100年先や次世代に思いをはせながら、地域をどう引き継ぐのかみんなで考え、動き出すことはできます。焦らず、一歩ずつ。中国山地にとどまらず、想いを同じくする仲間と出会えることを楽しみにしています。

会場スタンダードブックストア2Fギャラリー
日時2月17日(金)19:30〜 /21:00頃終了予定
出演田中輝美
安田よーこ
日下慶太
中川和彦(スタンダードブックストア)
料金チケットのみ¥1,650(¥1,500+税) ②軽食セット付チケット¥2,250(税込)…特製カレーの予定
*①にはドリンクは付いておりません。各自1Fカフェでお求めください。
*定員になり次第締め切りとさせていただきます。
予約(1)来店 2Fレジカウンターへ
(2)電話 06-6796-8933
(3)E-mail info@standardbookstore.com
   ※チケット種別①②(軽食付かどうか)の明記がない場合①で承ります。
   ❶イベント名…『地元から、世界を創り直せ! 「みんなでつくる中国山地」をみんなで語る Vol.2』❷お名前 ❸お電話番号 ❹人数をお送りください ➎チケット種別①か②か(軽食付かどうか)
(4)通販
スタンダードブックストアBASE① スタンダードブックストアBASE②(軽食セット付) でお買い求めください。
田中輝美(タナカテルミ)

島根県浜田市生まれ・在住。大阪大学文学部卒。山陰中央新報社記者として琉球新報社との合同企画「環(めぐ)りの海−竹島と尖閣」で2013年新聞協会賞を受賞。2014年、同社を退職し、フリーのローカルジャーナリストに。主な著書に『関係人口をつくる』『関係人口の社会学』など。2020年、大阪大学大学院人間科学研究科後期課程修了。博士(人間科学)。2021年、島根県立大学地域政策学部准教授に着任。過疎の発祥地から「過疎は終わった! 」と問い、百年続けることを掲げる年刊誌『みんなでつくる中国山地』を仲間と創刊した。

安田よーこ/ヤスダヨーコ

グラフィックデザイナー。1982年島根県松江市生まれ。島根大学教育学部美術研究室卒業後、広告代理店勤務6年を経て、2011年あしたの為のDesign(現・株式会社あしたの為のDesign)に参加。グラフィックを軸にデザインやディレクション業務を行なっている。フリーランス的会社員。特技はどこでもオフィス化。『みんなでつくる中国山地』狼煙号で第一回山陰広告賞グランプリ受賞など。

日下慶太/ケイタタ コピーライター・写真家

1976年大阪生まれ大阪在住。コピーライターとして働きながら写真家、UFOを呼ぶためのバンド「エンバーン」のリーダーとしても活動中。商店街のユニークなポスターを制作し町おこしにつなげる「商店街ポスター展」など広告と地域を掛け合わせたプロジェクトが多い。山陰広告賞の審査委員長や山陰中央新報の140周年広告を手がけるなど山陰とゆかりも多い。

著作に自伝的エッセイ『迷子のコピーライター』(イーストプレス)、写真集『隙ある風景』(私家版 )。佐治敬三賞、グッドデザイン賞、TCC最高新人賞、KYOTOGRAHY DELTA AWARDS、造本装幀コンクール日本印刷業連合会会長賞など。