STANDARDBOOKSTORE SELECT ONLINE SHOP

【EVENT】4/28(金)19:30 『月の本棚 under the new moon』出版記念トーク「本を旅する。かたわらには珈琲を」

先の見えない新月の夜にも、いつも美しい言葉がそばにあった。
月はやがて満ちていく。
新しい時代への希望を綴る「読書日記」。
4月20日に出版された『月の本棚 under the new moon』の著者・清水美穂子さんと、版元の書肆梓(しょし・あずさ)の代表・小山伸二の二人のトーク。
『月の本棚 under the new moon』は、国内外の小説、哲学、エッセイ、人類学の本まで、月を眺めるようにして読んできた著者の、「本を読む」人生について、お話をたっぷりとお聞かせいただきます。 書肆梓/小山伸二


普段は浅煎りコーヒーを好んで飲みますが、先日小山さんが焙煎されたフレッシュな深煎りコーヒーを6種類も購入し、深煎りには深煎りの楽しみ方があると気付きました。今回のイベントではコーヒーブレイクで小山さんが淹れてくださるコーヒーが楽しめます。私はウィスキーなのか、ラムなのか、はたまた芋焼酎なのかわかりませんが、コーヒーに垂らして飲むことになります。夜なので左党の方にはカクテル「覚醒と酩酊」もいいかもしれません。みなさま、それぞれ本とコーヒーをお楽しみください。 スタンダードブックストア/中川和彦

月の本棚 under the new moon/清水美穂子(書肆梓)

月を眺めるように読んだ58作品を紹介した珠玉の読書エッセイ。
先の見えない新月の夜にも、いつも美しい言葉がそばにあった。
月はやがて満ちていく。新しい時代への希望を綴る「読書日記」。
小説から哲学、エッセイ、人類学の本まで、月を眺めるように読んで、果てしない気持ちになった58作品を紹介。「先が見通せず、前に一歩も進めないとき、しばし立ち止まって本を開き、ほかの人生を生きてみました。そこでたくさん旅をしました。過去へも旅をして、小学校の図書室で本を読む自分にも出会いました。 」(「あとがき」より)。

【本書に登場する作品より】『マザリング・サンデー』グレアム・スウィフト、『雲』エリック・マコーマック、『オーバーストーリー』リチャード・パワーズ、『アディ・ラルーの誰も知らない人生』V・E・シュワブ、『断絶』リン・マー、『土星の環 イギリス行脚』『アウステルリッツ』W・G・ゼーバルト、『Mトレイン』パティ・スミス、『優しい鬼』『インディアナ、インディアナ』『ネバーホーム』レアード・ハント、『オープン・シティ』テジュ・コール、『べつの言葉で』ジュンパ・ラヒリ、『あなたを選んでくれるもの』ミランダ・ジュライ、『おるもすと』吉田篤弘、『日日是好日』森下典子、『まなざしの記憶 だれかの傍らで』植田正治・鷲田清一、『ガザに地下鉄が走る日』岡真理、『西欧の東』ミロスラフ・ペンコフ、『テヘランでロリータを読む』アーザル・ナフィーシー、『消失の惑星』ジュリア・フィリップス、『夕暮れに夜明けの歌を』奈倉有里、『さよならまでの読書会』ウィル・シュワルビ、『夜の舞』イサアク・エサウ・カリージョ・カン、『解毒草』アナ・パトリシア・マルティネス・フチン、『雑貨の終わり』三品輝起、『冬の日誌』『トゥルー・ストーリーズ』ポール・オースター、『ケンブリッジ・サーカス』柴田元幸、『無声映画のシーン』フリオ・リャマサーレス、『名もなき人たちのテーブル』マイケル・オンダーチェ、『華氏451度』レイ・ブラッドベリ、『アメリカの〈周縁〉をあるく 旅する人類学』中村寛・松尾眞、『庭とエスキース』奥山淳志、『ある一生』ローベルト・ゼーターラー、『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ、『まほうのクリスマスツリー』リー・キングマン、『奇跡も語る者がいなければ』ジョン・マグレガー、『きみがぼくを見つける』サラ・ボーム、『おやすみ、リリー』スティーヴン・ローリー、『友だち』シーグリッド・ヌーネスほか。

【EVENT概要】

#1 小山から:出版社・書肆梓の簡単な紹介。本とコーヒーについても、これまでカフェで行ってきた朗読会やトークイベントについてもお話します。
#2 清水さんのお話:自己紹介(ブレッドジャーナリストとして活躍) 本書を書いた経緯 プチメックのオウンドメディアでの連載 コロナ禍やさまざまなことが起きる人生のなかで、本を読むということ


★コーヒーブレイク(小山によるコーヒータイム。お酒好きの方には、カクテル「覚醒と酩酊」を)


#3 清水さんと小山のトーク:本をひとりで読むことと、読んだものについて誰かに語ったり、書いたりすることについて。また、『月の本棚 under the new moon』に登場する本をいくつかとりあげて、その本について語ります。
#4 オマケ:小山の書いた『コーヒーについてぼくと詩が語ること』の話をする。この本の編集を清水さんにお願いした経緯もあるので、そのことにも触れます。
#5 クロージング:本を読むことと、コーヒーを飲むことの相性の良さについて。

清水 美穂子(シミズ ミホコ)

文筆家。ブレッドジャーナリスト。
1965年東京生まれ。All About、Yahoo! ニュース、食の専門誌など各種メディアでパンとそのつくり手を取材・執筆。著書に『月の本棚』(書肆梓)、『BAKERS おいしいパンの向こう側』(実業之日本社)、『日々のパン手帖 パンを愉しむ something good』(メディアファクトリー)他。

小山 伸二(オヤマ シンジ)

鹿児島県生まれ。出版社「書肆梓」代表。辻調理師専門学校講師。立教大学兼任講師(2018年~2022年度)。食文化概論を担当。慶應大学SFC研究所・所員。日本コーヒー文化学会常任理事、食生活ジャーナリストの会・幹事。詩人としても活動。著作に『コーヒーについてぼくと詩が語ること』(書肆梓)。詩集『きみの砦から世界は』(思潮社)、『さかまく髪のライオンになって』(書肆梓)など。

会場スタンダードブックストア2Fギャラリー
日時4月28日(金)19:30〜 /21:00頃終了予定
出演清水 美穂子
小山 伸二
料金¥1,650(¥1,500+税)
*ドリンクは付いておりません。各自1Fカフェでお求めください。
*定員になり次第締め切りとさせていただきます。
予約(1)来店 2Fレジカウンターへ
(2)電話 06-6796-8933
(3)E-mail info@standardbookstore.com
   ❶イベント名…『月の本棚 under the new moon』出版記念トーク「本を旅する。かたわらには珈琲を」 ❷お名前 ❸お電話番号 ❹人数をお送りください 
(4)通販
スタンダードブックストアBASE でお買い求めください。