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【展示&event】penguin design presents 新刊発売記念 4/26−5/13展示 & 4/26スペシャルトークイベント開催!

〝はじまり〟に満ちあふれた4月。ペンギンデザインより春の新刊のお便りが届きました。

  • 予価660円
  • 体裁/A5版・無線綴じ・40ページ

本の内容

地元の小学校に通う入嘉(いるか)は、父親(フリーのイラストレーター)とふたり暮らし。決して裕福ではないけれど、のびのびと明るく、日々を過ごす家族。学校で起きる、ささやかだけど窮屈なトラブルに、入嘉は持ち前の明るさと想像力で、ユニークな解決方法を先生に提案する。父親と入鹿、ふたりでその解決策を実行すべく動き出す第一話。どこにでもあるできごとを、特別なもの、きらきらとした風景に変えるヒントは、暮らしの中にいくつも散りばめられていることを、わたしたちに教えてくれます。

forbitのこと

2022年1月に発足した、絵津鼓&ミサミサ2名のプロジェクト。frontier[未開拓]とorbit[軌道]の造語。自分たちの道を、手探りで切り拓くべく活動中。

『IRUKA』プロローグ刊行から10カ月、連載に頼らない創作は、締切がなく自由だけれど、強制力が働かないため、自分で終わりを決めなければなりません。絵津鼓先生も、考えに考え、悩みに悩んだでしょう。

ひとつの大きなフックとなっているのが、スタンダードブックストア運営の[心斎橋PARCO4F 丸福珈琲店Good Old & New Edition]でのイベントだ、と言ってくれています(うれしいです)。これまでのところ、その開催日初日が、締め切りの役割を果たしてくれているのだとか。何度か繰り返すうち、PARCOさん、丸福珈琲店さんとも〝ときどき会う信頼できる仲間〟のような感覚が生まれているのかもしれませんね。

そして、ペンギンデザインからもう1冊本が出ます。著者は以前展示してくださった「たかしまかずあき」さん!

  • 2200円 フワフワねこ耳ヘアバンドつき
  • 体裁/版型20×20cm(正方形)・ハードカバー・中ミシン綴じ・32ページ

本の内容

主人公のマロンは、自由で気ままに暮らすねこに憧れ、ねこになりたいと願うくま。ある日、ともだちねずみのチェリーに「ねこ専門店」というお店が、細い細い[ねこ道]沿いにあるらしいことを訊く。「くまは決してねこにはなれないから諦めなさい」と友人から忠告されるけれど、どうしても行ってみたい。そこで、マロンがとった行動は?

マロンの生みの親・たかしまかずあきさん

たかしまさんは、文化服装学院を卒業後(株)イッセイ ミヤケに入社、2005年には(株)エイ・ネットから自身のブランド「Né-net」を立ち上げた、生粋のファッションデザイナー。「Né-net」の「にゃー」をご存知の方も、たくさんいらっしゃるかもしれません。2020年に独立され多くの人々との関わりの中から生まれるクリエイティブな活動「This is not a cat.」を展開中。

東京拠点だけど大阪で!のネットーワーク[forbit]と[This is not a cat.]

東京拠点だけど大阪で!な『forbit』と『This is not a cat.』。絵津鼓さん、たかしまさんが、同じタイミングで新刊を出すのですから、これはもう、一緒にトークイベントを開催しないわけにはいきません!

日程4月26日(金)─ 5月13日(月) open11:00 close20:00(最終日は15:00)
場所STANDARD BOOKSTORE & FRIENDS(パルコ心斎橋店4F丸福珈琲店前)
商品絵津鼓 新刊『IRUKA第一話』ほか 既刊本、ポストカード等
たかしまかずあき 新刊『ねこ専門店の注文書』ほか BOOK SOCKS、BOOK BAG等
event[日時]4月26日(金)18:30-20:00*全席自由
[会場]パルコ心斎橋店4F丸福珈琲店 Good Old & New Edition
[料金]¥1,980(¥1,800+税)*1drink&丸福珈琲店お土産つき
*定員になり次第締め切りとさせていただきます。
申込方法下記URLよりお申し込みください。
https://online.parco.jp/shop/g/gP028915-00001/
*料金についてはイベント当日、丸福珈琲店にてお支払いいただきます。
*お申し込みにはPARCOメンバーズへの会員登録が必要となります。ログインまたは会員登録のうえ、お申込みをお願いいたします。

分類カテゴリーなし!の雑誌 創刊準備号 無料配布予定

かねてより「定期刊行物なるものを出版してみては?」と、私中川から提案してはいたものの、かれこれ25年以上は継続中の〝出版不況〟に、はたして何を……?長らく考えがまとまらず、今日に至りましたが、まずはトライアル創刊準備号が、イベント参加者にプレゼントされる予定だそう(変更になる場合があります)!


出版社には通常(違うケースもありますが)、担当編集とデスク、その上に編集長がいます。何を取材し、どう載せるか?は全編集会議なるものを経て決定。刊行物に〝相応しい形〟に整える、とても大事な会議です。

ところがこの編集会議において、〝面白そう〟を検討すればするほど、なぜか?どんどん〝面白くなくなる〟という事態に陥ってしまうことがしょっちゅうあるのです。「みんなにわかりやすいこと」は「だれにとってもさほど面白くないこと」になってしまうのかもしれないし、だれかの意図を強く忖度し過ぎて「つまらないもの」になってしまうのかもしれません。

そこでペンギンデザインでは、全員編集長体制を設けた出版物を検討する方針を固めました。すべて編集長自らが判断し、決定するのです。ひとりひとりが自分自身を試すことになるこの企画、はたしてどんな出版物が生まれるのか?ぜんぜん想像できませんが、暖かく見守っていただけるとうれしいです。