【EVENT】11/16(水)19:30 清田勝トーク『アメリカ３大トレイル12,500kmの歩き旅には日常の「ヒント」があった』

一人の旅人が「旅」の延長戦でロングトレイルの世界に足を踏み入れた。生活の全てを一つのカバンに詰め込み、数カ月間にわたるハイキングを中心とした自然の中での生活は、シンプルかつ壮大だった。ともにトレイルの果てを目指すハイカー達や支えてくれる地元の人との「出会い」、時に美しく、時に厳しいむき出しの「自然との関わり」、そんな歩き旅の中には、日々の日常での「ヒント」がいたるところに散りばめられていた。登山経験ほぼ「ゼロ」の旅人がアメリカ３大トレイルを歩き、12,500kmの歩き旅の中で、何を思い何を感じたのか。そんな旅での学びを写真や映像と共にお届けします。

二か月前に石川直樹のサイン入りTRANSITを購入した方がいた。スタンダードブックストアで石川直樹のトークショーを何回か開催していると話したのがきっかけで、しばし立ち話となった。話をするうちに彼がアメリカ3大トレイルを歩いていることがわかり、さらに石川直樹も歩いたみちのく潮風トレイルほか日本の道も随分歩いていておられた。携帯に保存されていた画像を見ると普段は見ることのできない素晴らしい風景が展開されていた。その景色をスタンダードブックストアのお客様に届けたいと思ったのと同時に、本来誰もが保有する能力「歩く」が実は私たちとどんどん縁遠いものになっているという事実もあり、改めて「歩く」話を一緒にお届けしようと考えた次第です。ちなみに私は以前熊野古道を一人で歩いたことがある。2日間で40㎞。アメリカ3大トレイルは一番短いアパラチアントレイルでも3,500㎞ある。それを4～6か月くらいかけて歩くようだ。私には到底信じられない。お話には日常をほぐしてくれるヒントが必ずあるはずです。束の間の大自然へ！いかがですか？　　スタンダードブックストア　中川和彦