アナウンサーの西さんが久しぶりに本を上梓された。ミシマ社刊『おそるおそる育休』。2021年6月から9月の約4か月間の育休期間とその後約1年間の出来事が綴られてます。そもそも男性が育休を取得するとなると本人も会社側もまだまだ慣れていないし、コロナ禍とも重なり、その大変さは容易に想像できます。これから育休取得をお考えの方のみならず(西さんの場合は会社は柔軟な対応だったようですが)、育児全般についてお話聞いてみたい!って方、さらにシンプルに西さんのファンの方々、どうぞ万障繰り合わせの上ご参加ください!!
昭和生まれ人気アナ、仕事ひとすじ30年。50歳前に…。
ふと思い立って、育休を取ってみました。
イライラ、わくわく、七転八起… それでも断言!
「たいへんやけどおもろいで」
・いや、マジ家事終わらんな
・給料減るの? 職場に居場所は残る?
・育児「休暇」ちゃうで!
・俺、自分の子どもにイラっとした?
・妻と喧嘩になったら…
・やっぱりきた、赤ちゃん返り
・兄弟を競わせていいのかな
・神経痛、骨折、コロナ禍、満身創痍…
男性が育休を取ったというと、それなりの主義主張やポリシーがあるように思われるかもしれませんが、三人目はたいへんやなぁ、ちょっと休んだほうがいいかもな、と思って育休を取ると決めたはいいものの、ふと我に返れば、え、本当に休んでいいの? 給料減るの? 役に立つの? 周りはどう思う? 帰ってきたときに会社に居場所ある? などなど、戸惑いまくりの恐れまくり。(…)本当に「おそるおそる」だったのです。
――「はじめに」より
目次
はじめに
Ⅰ そういえば男も育休取れるんだっけ
Ⅱ いきなりクライマックス それは「お弁当」
Ⅲ 赤ちゃん返りが伝えてくれること
Ⅳ 円満に極意なんてあるのか問題
Ⅴ 育休後、やっぱり、がけっぷち(笑)
おわりに
『お父さんの思い出はありません!』と披露宴で長女に断言されるくらい育児は私にとって触れたくない分野だ。長女が披露宴であんなことを言うのも無理はない。出張中の東京駅のホームで義母から「生まれましたよ」と電話があり、それから顔を合わせるまでに10日ほど要している。初めての子どもなのに。しかもゴルフコンペが病院の近くで開催されたのでそのついでに立ち寄ったと言われても反論できない? 一応言い訳をすると当時結構仕事が大変な時期だったのだが、毎晩飲みに行く時間はあったわけで次女、三女を含めおしめを一回も替えたことがないとなると、完全に白旗を上げるしかない。
と、こんな男、中川がおそるおそる聞き手を務めます~💦 私も西さんとお会いするのも随分久しぶりなので楽しみです!「なんでお前やねん!?」とおっしゃらず、お越しくださいね~!!
会場 | スタンダードブックストア2Fギャラリー |
日時 | 3月31日(金)19:30〜 /21:00頃終了予定 |
出演 | 西靖 中川和彦(スタンダードブックストア) |
料金 | ¥1,650(¥1,500+税) *ドリンクは付いておりません。各自1Fカフェでお求めください。 *定員になり次第締め切りとさせていただきます。 |
予約 | (1)来店 2Fレジカウンターへ (2)電話 06-6796-8933 (3)E-mail info@standardbookstore.com ❶イベント名…『おそるおそる育休』(ミシマ社)刊行記念、西靖x中川和彦トーク ❷お名前 ❸お電話番号 ❹人数をお送りください (4)通販 スタンダードブックストアBASE でお買い求めください。 |
MBSアナウンサー。相愛大学客員教授。神戸女学院大学特別客員教授。
1971年岡山県岡山市生まれ。1994年、大阪大学法学部卒業後に毎日放送(MBS)に入社。アナウンサー1年目で阪神淡路大震災を経験。2010年にMBS開局60周年企画「60日間世界一周」で23の国、地域からリポート。2011年から「ちちんぷいぷい」メインパーソナリティ。2014年からは報道番組「VOICE」「NEWSミント!」のメインキャスターを務める。現在はMBS総合編成局アナウンスセンター長。
著書に、神戸女学院名誉教授で思想家の内田樹氏と精神科医の名越康文氏との深夜番組を書籍化した「辺境ラジオ」(140B)、「西靖の60日間世界一周 旅の軌跡」(ぴあMOOK)、「聞き手西靖 道なき道をおもしろく」(140B)、「せかいのこども」(朝日新聞出版)