正直申しまして「里親」についての知識はほとんどありません。11年前に西村佳哲さん主催の遠野での研修?で知り合った田北君から今回のイベント開催希望の話を伺い、資料を見てもほとんど理解できていません。こんな感じでイベントを開催していいのかな?という気持ちもありましたが、「里親」やこの制度が必要な子どもたちの置かれた状況を知らないのは私だけではないと考え直し、このイベントを開催することはとても意義あることだと思っています。
里親になっている友人を思い出し、彼にイベントのことを話しました。彼は「経済的な余裕があるならば、すべての家庭が里親になればいいと思っている。そうすれば世の中はもっと丸くなる」と言いました。告知が遅くなりましたが、お時間許せばぜひご参加ください。
スタンダードブックストア/中川和彦
里親家庭の子どもを応援するためのカードキット「TOKETA( https://toketa.jp )」の発売を記念したイベントを、3月15日にスタンダードブックストア(大阪市)にて開催します。
過去2回は、福岡で開催してきました。第3回目にあたる今回は、TOKETAを一緒に制作してきたUMA/design farm の原田祐馬さんと高橋めぐみさんをゲストに迎え、子どもアドボカシーも含めた「福祉」という観点からデザインについて深めていきます。
約2年に渡るTOKETAの制作プロセスを振り返りながら、子ども向けのツールが必要とされている社会背景やデザインの考え方について解説していきます。また、全国で様々なプロジェクトを手がける UMA/design farm の仕事とそれを支える原田さん高橋さんの思考から、福祉とデザインとの接点や可能性を深めていきます。
一般社団法人福祉とデザイン理事/田北雅裕
会場 | スタンダードブックストア2Fギャラリー |
日時 | 3月15日(水)19:30〜 /21:30頃終了予定 |
出演 | ゲスト:原田祐馬(UMA/design farm)、高橋めぐみ(UMA/design farm) 聞き手:田北雅裕(福祉とデザイン・九州大学) |
料金 | ¥1,650(¥1,500+税) *ドリンクは付いておりません。各自1Fカフェでお求めください。 *定員になり次第締め切りとさせていただきます。 |
予約 | (1)来店 2Fレジカウンターへ (2)電話 06-6796-8933 (3)E-mail info@standardbookstore.com ❶イベント名…TOKETA発売記念イベント03「福祉とデザイン」 ❷お名前 ❸お電話番号 ❹人数をお送りください (4)通販 スタンダードブックストアBASE でお買い求めください。 |
1979年大阪生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。
1987年福岡生まれ千葉育ち。UMA/design farmデザイナー。大学卒業後は保険会社に5年間勤務。その後、グラフィックデザイン業界に転職する。カードキットTOKETAのデザインを担当。
1975年熊本生まれ。一般社団法人福祉とデザイン理事。九州大学大学院人間環境学研究院専任講師。社会福祉士。専門はコミュニケーションデザイン、まちづくり。TOKETAの企画制作担当。他にも、認定NPO法人SOS子どもの村JAPAN理事、アフターケア事業全国ネットワークえんじゅ理事、糸島市子どもの権利委員会委員長等も務める。