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【EVENT】5/28(日)19:00 日曜夜、わざわざ本屋に人が集まるわけ ~「山の上のパン屋に人が集まるわけ」刊行記念、平田はる香トーク


ぼくはよく「本屋はパブリックな場所だ」と言っている。それと似たようなことを、長野県の山の上のパン屋の主人が言っていると聞いたことがあった。「私は公園のような場所をつくりたい」と。その店は「パンと日用品の店 わざわざ」。主人の名前は、平田はる香さん。

まだスタンダードブックストアが心斎橋にあった頃、平田さんが出した自費出版本『わざわざの働き方』を仕入れたことを覚えている。なんでもその本は自費出版にもかかわらず9000部も売れたらしい。

それから5年、満を持して? 商業出版に形を変えて『山の上のパン屋に人が集まるわけ』が出版された。ぼくは天王寺という街中で、「パブリック」という言葉を「本屋と立ち飲み屋」という形にした。平田さんは、御牧原台地という山の上、「公園」という言葉を「パンと日用品の店」という形にした。

いろいろ聞いてみたい。よかったら、みなさんも一緒に聞いてください。


上の案内文は本書「山の上のパン屋に人が集まるわけ」出版元であるライツ社社長の大塚くんが考えてくれたもの。

「テキストはこんな感じでどうでしょう? 中川さんになり切って書いてみました。」とのこと(笑)

はる香ちゃんと初めて会ったのは5年くらい前。「わざわざ」のことはスタッフに聞いて知ったのだが、調べれば調べるほど凄い店だとわかり、こんな店があるのか!と信じられない気持ちになった。その後、藤原印刷のお兄ちゃんこと隆充くんのセッティングにより日下慶太さんも交えて、鶴橋のホルモン屋で飲むことになった。わざわざのことをいろいろ聞いてみよう!と意気込んでいたはずが、いつものように飲みすぎてしまい、記憶はとてもシンプルに「楽しい夜だった」ということだけしかない。今回はそのリベンジ!いろいろ聞くぞ!

まじめなこと言うと、「わざわざ」はその時その時で適切な乗り物にうまく乗り換えてきた、時流に乗ってきたということかな。これは小売業の鉄則だけど、なかなか勇気のいることだ。小売りって変化対応業。もちろん芯の部分はしっかりと持って。でも、小売業以外にも当てはまりそうだな。

公園は誰もが自由に立ち入ることができて、誰にも気兼ねせず、自分の時間を過ごせ、好きな時にそこから立ち去ることができる自由な場所だ。自分の本屋、スタンダードブックストアは公園のような場所にしたいと考えて始めた。そう、公園は私にとって自由な場所の象徴だった。昨今公園は随分変わってしまった。樹は切り倒され、自由ではなく消費の匂いがプンプンする場所になった。ならば私たちが「公園」をつくるしかない。それぞれの立場で「公園」を考えてみよう!

「わざわざ」は、店舗のみならず、もちろんトークもわざわざ聞く価値がある。大阪で直に彼女の話が聞ける機会はほとんどないので、お見逃しなく!!

待ってま~す!!  スタンダードブックストア/中川和彦

しかし、うらやましいところで商売したはりますなあ
平田はる香(ひらた・はるか)

株式会社わざわざ代表取締役 長野県東御市でパンと日用品の店「わざわざ」とギャラリー・本・喫茶「問tou」を営んでいます。 ▶コーポレートサイト https://waza2.co.jp/  ▶オンラインストア https://waza2.com/ 

会場スタンダードブックストア2Fギャラリー
日時5月28日(日)19:00〜 /20:30頃終了予定
出演平田はる香
中川和彦(スタンダードブックストア)
料金¥1,980(¥1,800+税)
*ドリンクは付いておりません。各自1Fカフェでお求めください。
*定員になり次第締め切りとさせていただきます。
予約※お申し込み多数により一旦締め切りました。再開する場合はSNSでお知らせいたします。

(1)来店 2Fレジカウンターへ
(2)電話 06-6796-8933
(3)E-mail info@standardbookstore.com
   ❶イベント名… 日曜夜、わざわざ本屋に人が集まるわけ ~「山の上のパン屋に人が集まるわけ」刊行記念、平田はる香トーク ❷お名前 ❸お電話番号 ❹人数をお送りください 
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