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【EVENT】11/17(木)19:30 屋台にまつわる公開座談会「屋台のある風景(は増えるか)」… 阿部航太(街は誰のもの?)× 笹尾和宏(PUBLIC HACK)

2023年春刊行に向けて屋台本(仮)制作チーム(おお企画室 又吉重太、スペルプラーツ 中村睦美、カモメ・ラボ 今村謙人)が結成されました。

本書は、屋台をもってまちへ出た実践者へのインタビューや、屋台が日常にある世界各地のレポート、建築・都市や社会学、哲学など分野を超えた専門的見地からの考察等で構成予定です。つい先日10/13にも『小川さやか公開インタビュー「屋台と人類学」』もスタンダードブックストアで開催したばかりです。

都市のスキマで動く「屋台」。

制作チームは「屋台をつくり、動かす人」が自ら環境を改変・開拓する実践から、「現代の都市や建築や、そして社会に対するいわゆる計画学というものが落としていた極めて大事なもの」を考察しようと考えました。

今回は、「屋台のある風景(は増えるか)」という問いでトークイベントを開催します。グラフィックデザインをベースとしながら文化人類学的アプローチで活動する阿部航太氏。グラフィティ、スケートボード、雨宿り、カーニバル、そして政治参加まで。連なるブラジル・ストリートの記録を映像化した『街は誰のもの?』。ブラジルでは、人々は路上を歩き、座り、踊り、叫び、描き、自らの身体をもってその街の風景をつくりあげていました。その風景の豊かさは、私の感じていた虚しさと諦めをグラグラと揺さぶります。(『街は誰のもの?』HPより抜粋)

そんなブラジルの風景が投げかけてきた「街は誰のもの?」という問いに対して、まちなかをもっと自由に、おおらかに使っていいのではという考えのもと、日本の都市空間での「自由使用」を日々実践している笹尾和宏氏。パブリックハックと題して、水辺ランチや橋のバルコニーでバーをするなど、まちなかで自由に過ごす笹尾氏と阿部氏で、日本とブラジルを行ったり来たりする投げかけをしていきたいと思います。

会場スタンダードブックストア2Fギャラリー
日時11月17日(木) 19:30〜 /21:00頃終了予定
出演阿部航太
笹尾和宏

屋台本(仮)制作チーム(おお企画室 又吉重太、スペルプラーツ 中村睦美、カモメ・ラボ 今村謙人)
料金¥1,100(¥1,000+税)
*ドリンクは付いておりません。ご希望の方は各自1階でお買い求めください。
*定員になり次第締め切りとさせていただきます。
予約(1)来店 2Fレジカウンターへ
(2)電話 06-6796-8933
(3)E-mail info@standardbookstore.com
 ❶イベント名… 屋台にまつわる公開座談会「屋台のある風景(は増えるか)」❷お名前 ❸お電話番号 ❹人数をお送りください
(4)通販
スタンダードブックストアBASE  でお買い求めください。
阿部航太|あべこうた

1986年生まれ。廣村デザイン事務所を経て、2018年よりデザイン・文化人類学を指針にフリーランスで活動を開始。2018年から19年にかけてブラジル・サンパウロに滞在し、現地のストリートカルチャーに関する複数のプロジェクトを実施。2021年に映画『街は誰のもの?』を発表。近年はグラフィックデザインを軸に、リサーチ、アートプロジェクトなどを行う。2022年3月に高知県土佐市へ移住。 http://abekota.com

笹尾 和宏|ささおかずひろ

水辺のまち再生プロジェクト事務局、NPO法人とんがるちから研究所研究員

 1981年生まれ。都市部での日常生活でより自由で居られることに興味を持ち、都市空間の「自由使用」に着目し、その可能性を広げようと日々実践。都市生活者として大阪の川沿いの路上でディナーをしたり、橋のバルコニーでバーをしたり、オフィス街の公開空地で夜中にディスコをしたり…。

著書に『PUBLIC HACK 私的に自由にまちを使う』(学芸出版社)、『あたらしい「路上」のつくり方─実践者に聞く屋外公共空間の活用ノウハウ』(DU BOOKS、共著)。京都大学経営管理大学院(博士課程)。認定SHIKAKIST。今村謙人と路上実践している橋ノ上ノ屋台の共同店主。